「革製のバッティンググローブの臭いや黒ずみが気になるものの、水洗いして硬くなったり、使えなくなったりしないか不安」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、約3年間使ったミズノプロの革製バッティンググローブを、エマールで手洗いし、仕上げにプロティオスを使ってみました。
結論からいうと、新品のように真っ白には戻らなかったものの、臭いは10段階で「10」から「3」程度まで改善し、手のひら側の黒ずみも薄くなりました。内側に多少のゴワつきは残りましたが、革がカチカチになることはなく、再び使用できる状態になりました。
この記事では、実際に行った6つの手順、乾燥にかかった時間、洗濯前後の臭い・汚れ・硬さの変化を写真付きで紹介します。
バッティンググローブを洗う前の状態
今回洗ったのは、約3年間使用したミズノプロのバッティンググローブです。長く使ってきたため、手のひら側を中心に黒ずみがあり、臭いもかなり気になる状態でした。
洗濯前の臭いを10段階で自己評価すると、最大の「10」。新品同様に戻すことよりも、「臭いと汚れを少しでも落として、もう一度使える状態にすること」を目標に洗いました。


バッティンググローブの洗濯に使ったもの
- エマール(おしゃれ着用洗剤)
- プロティオス
- 使わなくなった歯ブラシ
- 洗面器など、お湯をためられる容器
- シャープの除湿機
洗剤には、おしゃれ着用のエマールを使用しました。また、洗濯後に革が硬くなりすぎるのを防ぐ目的で、乾かす前にプロティオスを使用しています。
注意点
バッティンググローブは、素材や製品によって水洗いに向かない場合があります。洗う前に製品の洗濯表示やメーカーの案内を確認してください。色落ち、型崩れ、縮み・伸びなどが起こる可能性もあるため、洗濯は自己責任で行いましょう。
実際に行ったバッティンググローブの洗い方
今回の洗濯にかかった時間は、約20〜30分でした。
1. お湯にエマールを入れる
洗面器に熱すぎないお湯を張り、エマールを約5ml入れます。洗剤が全体に広がるよう、軽く混ぜました。

2. バッティンググローブを手にはめて洗う
バッティンググローブを手にはめた状態でお湯につけ、反対の手で表面をやさしくこすって汚れを落としました。
手にはめて洗うと、指先や手のひらを動かしながら、形を崩しすぎずに汚れを落とせます。強くもんだり、無理に引っ張ったりせず、汚れの目立つ部分を少しずつ洗いました。

3. 内側を歯ブラシでやさしくこする
内側は手だけでは洗いにくいため、使わなくなった歯ブラシを使用しました。臭いや汚れが気になる部分を中心に、歯ブラシでやさしくこすります。
生地や縫い目を傷めないよう、力を入れすぎないことがポイントです。
4. 洗剤をしっかり流す
汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水でしっかり流します。表面だけでなく、指先や内側にも洗剤が残っていないか確認しました。

5. プロティオスを吹きかける
洗剤を流し終えたら、乾燥前のバッティンググローブにプロティオスを吹きかけました。

乾燥後も革の硬さはほとんど気にならず、今回は問題なく再使用できました。ただし、プロティオス単体の効果を比較したものではありません。
6. 一度手にはめて形を整えてから干す
干す前に一度バッティンググローブを手にはめ、指先や手のひらの形を整えました。その形をできるだけ維持するようにして干します。
濡れたまま適当な形で干すと、乾燥後に形が崩れ、手を入れにくくなる可能性があります。少し手間はかかりますが、乾燥前に装着して形を整えておくのがおすすめです。
乾くまでにかかった時間は約1日
今回はシャープの除湿機を使い、約1日で乾燥しました。
除湿機を使わない場合は、湿度や季節、室内環境によって、さらに時間がかかる可能性があります。早く乾かしたい場合でも、ドライヤーの熱風などを近距離から当てるのは避け、風通しのよい場所で状態を確認しながら乾かすのが無難です。

洗濯前後で臭いと汚れはどれくらい変わった?
洗濯前後の変化をまとめると、次のようになりました。
| 項目 | 結果 |
| 洗濯時間 | 約20〜30分 |
| 乾燥時間 | 約1日(除湿機を使用) |
| 臭い | 10段階で「10」から「3」程度まで改善 |
| 汚れ | 完全には落ちないが、黒ずみは薄くなった |
| 革の硬さ | 気になるほどの硬化はなし |
| その他の変化 | 内側に多少のゴワつきと、わずかな伸びを感じた |
臭いは、洗濯前を10とすると、洗濯後は3程度まで下がりました。完全な無臭ではありませんが、かなり改善したと感じます。
汚れもすべて落ちたわけではありません。ただ、特に手のひら側の黒ずみは洗濯前より薄くなり、見た目にも違いが分かりました。





洗濯後の硬さ・ゴワつき・サイズ感
心配していた革の硬さは、問題なく使用できるレベルでした。乾燥後もカチカチになることはなく、手を入れて動かすことができます。
一方で、内側には少しゴワつきを感じました。また、洗う前と比べると、誤差程度ではありますが、手袋が少し伸びたようにも感じます。
ただし、どちらも実際に着用するうえで大きく気になるほどではありません。今回のバッティンググローブについては、「多少の変化はあったものの、再び使用できる状態になった」という評価です。
バッティンググローブを実際に洗って感じた注意点
- 汚れが新品のように完全に落ちるわけではない
- 素材によっては硬化、色落ち、型崩れの可能性がある
- 内側は洗濯後に多少ゴワつく場合がある
- 乾かす前に手にはめて形を整える
- 洗剤が残らないよう、内側までしっかりすすぐ
- 乾燥には余裕を持ち、完全に乾いてから使用する
特に大切だと感じたのは、干す前に一度手にはめて形を整えることです。これを行わないと、変な形のまま乾いてしまい、次に装着するときにはめにくくなる可能性があります。
バッティンググローブは洗っても大丈夫?
今回のバッティンググローブに限れば、臭いや汚れが気になるときに水洗いするのは「あり」だと感じました。
新品のように完全復活したわけではありませんが、臭いは10段階で10から3程度まで改善し、表面の汚れもある程度落ちました。多少のゴワつきや伸びは感じたものの、問題なく使用できる状態まで戻っています。
ただし、すべての製品で同じ結果になるとは限りません。素材や劣化状態によっては硬化、色落ち、型崩れなどが起こる可能性があります。必ず洗濯表示やメーカーの案内を確認したうえで判断してください。
まとめ|臭いや汚れが気になるなら試す価値はある
- エマールを約5ml使い、手洗いした
- 洗濯作業は約20〜30分
- 除湿機を使い、約1日で乾燥した
- 臭いは10段階で10から3程度まで改善した
- 汚れは完全には落ちないが、黒ずみは薄くなった
- 多少のゴワつきと伸びはあるが、再使用できる状態になった
長く使った道具には愛着があります。買い替える前に、状態を確認しながら一度手入れしてみるのも選択肢のひとつです。
道具は大切に使いましょう。
よくある質問
バッティンググローブを洗うと硬くなりますか?
今回洗ったバッティンググローブは、気になるほど硬くなりませんでした。ただし、素材や劣化状態、乾かし方によって結果は変わります。水洗い前に洗濯表示やメーカーの案内を確認してください。
洗濯すると臭いは完全に消えますか?
完全な無臭にはなりませんでしたが、筆者の自己評価では、洗濯前の「10」から洗濯後は「3」程度まで改善しました。
乾くまで何日かかりますか?
今回は除湿機を使用して約1日でした。除湿機を使わない場合は、湿度や季節によって、さらに時間がかかる可能性があります。
洗濯後に形が崩れないようにする方法はありますか?
干す前に一度手にはめ、指先や手のひらの形を整えてから乾かす方法がおすすめです。濡れた状態のまま変な形で干さないように注意しましょう。
