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高校野球で使うバッティンググローブは、一般用のように好きな色やデザインを自由に選べるわけではありません。
2026年度の規定では、本体の色だけでなく、ロゴの色や大きさ、文字の有無にも決まりがあります。白や黒が使われていても、ツートンカラーや目立つロゴが入っていれば使用できない可能性があります。
購入時に最も確実なのは、メーカーが「高校野球ルール対応」「高校生対応」と明記しているモデルから選ぶことです。
この記事では、日本高等学校野球連盟の「2026年度高校野球用具の使用制限」をもとに、バッティンググローブの規定と購入前に確認したいポイントを整理します。
2026年度の高校野球で使えるバッティンググローブの規定
最初に、規定の要点をまとめます。
| 確認項目 | 2026年度の規定 |
|---|---|
| 本体カラー | ホワイト(革の自然色を含む)またはブラック一色 |
| 素材・柄 | 表面感や柄が異なっても、全体が白一色または黒一色に見えること |
| 商標・ロゴ | 手袋の素材と同色、表面1か所のみ、7平方センチ以下 |
| 氏名・番号・文字 | 表面への表示は禁止 |
| 当て革補強 | 衝撃吸収材を内蔵したものを含めて使用可 |
| 走塁用手袋 | ひと回り大きい走塁ガード手袋は使用不可 |
| 守備時の手袋 | 野手は使用可 |
| 手甲ガード | 使用不可 |
色だけで判断すると、ロゴや文字の規定を見落としやすくなります。通販で購入する場合は、商品名だけでなく、カラー番号と商品画像まで確認してください。
出典:日本高等学校野球連盟「2026年度高校野球用具の使用制限」
使える色はホワイトかブラックの一色
バッティンググローブ本体に使える色は、ホワイトまたはブラックの一色です。革の自然色はホワイトに含まれます。
注意したいのは、「白と黒なら組み合わせてもよい」という規定ではないことです。白×黒のツートンカラーや、白い本体に黒いラインが入った一般用モデルは、色だけを見ると近くても規定に合いません。
異なる素材が組み合わされている場合、表面の質感や柄まで完全に同じである必要はありません。ただし、見たときにホワイト一色、またはブラック一色に見える必要があります。
オンラインショップでは、同じ商品ページに一般用カラーと高校野球対応カラーが並んでいることがあります。商品名が同じでも、選択するカラーによって対応状況が変わる可能性があるため、注文前にカラー番号まで確認しましょう。
ロゴは本体と同色・1か所・7平方センチ以下
メーカーの商標やロゴは、次の条件をすべて満たす必要があります。
- 手袋の素材と同じ色
- 表面の1か所のみ
- 大きさは7平方センチ以下
黒い手袋に白いロゴ、白い手袋に黒いロゴといった、ロゴが目立つデザインは高校野球用として選べません。
また、手袋の表面に氏名、背番号、その他の文字を入れることも禁止されています。チーム名やイニシャルを後から書き足すことも避けてください。
当て革補強は使えるが、手甲ガードは使えない
手のひらや親指部分に当て革補強が施されたバッティンググローブは使用できます。補強部分に衝撃吸収材が内蔵されているものも認められています。
一方、手の甲を覆う手甲ガードは使用できません。見た目が似ていても、「グローブ本体の当て革補強」と「外付けの手甲ガード」では扱いが異なります。
打撃時に指への衝撃を抑える保護具は、一つ穴で指の保護を目的とするものに限り使用できます。色はホワイトまたはブラックの一色です。
手首の保護ガードは、テーピングと同様の効果があるものとして、試合前に主催者・審判員へ申し出て許可を受ける必要があります。手袋と一体型のものも対象です。使用を考えている場合は、購入前に指導者へ確認しておくと安心です。
走塁用手袋は使用できる?
2026年度の規定では、出塁時に着用する「ひと回り大きいサイズの走塁用手袋(走塁ガード手袋)」は認められていません。
一般用として販売されている走塁用ミットや、大型の走塁ガード手袋を高校野球の公式戦で使うことはできないため、バッティンググローブとは別に購入する場合は注意してください。
高校野球用バッティンググローブの選び方
「高校野球ルール対応」の表記を確認する
規定に合うかを自分で色やロゴから判断するより、メーカーが高校野球対応と明記している商品を選ぶ方が確実です。
商品名、商品説明、タグのいずれにも対応表記が見当たらない場合は、販売店やメーカーへ確認してください。判断が難しい用具については、日本高等学校野球連盟も事前相談を案内しています。
手の大きさに合うサイズを選ぶ
規定に合っていても、指先が余りすぎたり、手のひらに大きなしわが寄ったりするサイズでは、バットを握ったときにズレやすくなります。
メーカーのサイズ表を確認し、可能であれば同じモデルの前後サイズを試着してください。サイズの測り方と合わないサインは、以下の記事で詳しく紹介しています。
素材と手入れのしやすさを確認する
毎日の練習で使うなら、耐久性や洗いやすさも重要です。人工皮革・合成皮革を中心にしたウォッシャブルモデルは、汗や汚れを落としやすい候補になります。
天然皮革を使ったモデルは、素材によって水洗いの可否が異なります。「高校野球対応」と「水洗い可能」は別の表示なので、洗えるかどうかは商品タグやメーカー情報を個別に確認してください。
高校野球対応と確認できる現行モデルの候補
ここでは、メーカー公式ページで高校野球対応または高校生対応と明記されているモデルを紹介します。実使用での順位ではなく、公式仕様から選びやすい特徴を整理したものです。
| モデル | 公式情報で確認できる特徴 | 向いている条件 |
|---|---|---|
| ミズノ ウィルドライブ レッドW(1EJEH310) | 高校野球ルール対応、両手用、ウォッシャブル | 洗いやすさと手頃さを優先したい |
| ZETT インパクトゼット(BG19202HS) | 高校野球対応、合成皮革、親指・掌の当て革補強、ウォッシャブル | 練習量が多く、耐久性と手入れを重視したい |
| ZETT ネオステイタス メガハイグリップ(BG17103HS) | 高校野球ルール対応、掌全面のシリコン加工、ウォッシャブル | グリップ力を重視したい |
| ZETT プロステイタス(BG13012HS) | 高校野球ルール対応、掌側に羊革を使用、親指補強、ウォッシャブル | 天然皮革のフィット感を候補に入れたい |
未使用の商品について、実戦でのグリップ力や耐久性を比較したものではありません。購入時は、手のサイズ、洗濯表示、使用する大会の確認事項を照らし合わせて選んでください。
ZETT プロステイタス(BG13012HS)は、高校野球ルール対応の白・黒を選べる現行モデルです。掌側に羊革を使うため、天然皮革を候補にしたい場合は、サイズとカラーを確認したうえで販売先を比較してください。
高校野球のバッティンググローブ規定に関するよくある質問
白と黒が入ったツートンカラーは使えますか?
使えません。2026年度の規定は、ホワイトまたはブラックの一色です。白と黒の2色であればよいという意味ではありません。
赤や青などのカラーは練習でも使えませんか?
公式戦で使用する手袋はホワイトまたはブラック一色に限られます。練習時の扱いは学校やチームの方針もあるため、指導者へ確認してください。
名前や背番号を書いても大丈夫ですか?
手袋の表面に氏名、番号、その他の文字を表示することは禁止されています。取り違えを防ぐ方法は、用具担当者や指導者と相談してください。
「高校野球対応」と書いてあれば必ず使えますか?
購入時の判断材料として最も分かりやすい表記ですが、カラーの選択間違いや後から加えた文字・加工には注意が必要です。判断がつかない場合は、学校の指導者を通じて大会主催者や都道府県高等学校野球連盟へ事前に確認してください。
まとめ|規定だけでなく対応表記とカラー番号まで確認する
2026年度の高校野球で使うバッティンググローブは、ホワイトまたはブラックの一色が基本です。ロゴも本体と同色で、表面1か所・7平方センチ以下に限られます。
当て革補強は使用できますが、手甲ガードや大型の走塁用手袋は使用できません。名前や番号などの文字を表面に入れることも禁止されています。
購入時は、次の3点を確認すると選び間違いを減らせます。
- 商品に「高校野球ルール対応」「高校生対応」の表記があるか
- 選んだカラーが白一色または黒一色になっているか
- 手のサイズと、洗濯・手入れの条件が合っているか
通販では一般用カラーと高校野球対応カラーが同じページに並ぶことがあります。注文を確定する前に、商品名だけでなくカラー番号と商品画像まで確認しましょう。


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